取扱い山形県産果物
山形県はさくらんぼ、ラ・フランスはじめ西洋ナシの収穫量日本一。その他りんご、すいか、ぶどう、メロン、桃などの収穫量日本の上位を誇る果樹王国です。春夏秋冬の四季、昼と夜のはっきりとした寒暖差がおいしい果物を育てます。成花ファームから山形の四季折々、山形旬の果物をお届けします。
香り高く、甘く、大きい 山形のすもも
すももは19世紀中ごろ、日本からカリフォルニアに渡り、アメリカすももと交配、改良。これが逆輸入された後にさらに改良され、現在は多くの品種が出回っています。プラムはすももの英名です。 山形県では1970年代ごろから栽培をはじめ、8割以上を内陸部の村山地域で生産。近年は大玉で甘い、付加価値の高い品種を作る若手生産者も増えています。その特徴的な品種の一つが、果肉は硬めだが果汁豊富で濃厚な甘酸っぱさが人気の「サンセプト」。もう一つは極晩生種で果肉が赤く着色し、糖度が高く酸味もほどよい「サンルージュ」です。 他にも従来からの「大石早生」「ソルダム」「太陽」「秋姫」ほか、香り高く、甘く、大きいという、高品質の品種が多数栽培されています。
[栽培地]山形県東村山郡中山町 契約農園
[出荷時期]7月~9月
甘い大玉が生食用に人気 山形のプルーン
プルーンはヨーロッパすもものことを指し、ドライフルーツとしてもよく知られています。すももとは兄弟のようなものですが、プルーンは実と種が離れやすいという特徴があります。山形県では、昭和50年代にプルーンの栽培を試みましたが普及に至らず、平成に入ってから大玉の品種で再スタート。これが生食の豊かな味わいで評判になりました。冷涼な気候を好むことから、県内では村山地域を中心に、おおむね標高100~200mの地域で作られています。生のプルーンは酸っぱいものと思われがちですが、ぜひ、甘くジューシーで香り高い、完熟した山形県のプルーンを生でご賞味ください。
[栽培地]山形県東村山郡中山町 契約農園
[出荷時期]9月~10月
良質な「いちご」がほぼ通年味わえる
山形県内では、冬の「とちおとめ」にはじまり、春の「おとめ心」、夏から秋の「サマーティアラ」など、様々ないちごが栽培されています。平成16年にデビューした春収穫用の品種「おとめ心」は、山形県が14年の歳月をかけて育成したオリジナル品種です。現在、主に山形県の庄内地方と村山地方で栽培されている「おとめ心」。香りが良く、甘味もたっぷり、しかも酸味があって、甘味と酸味のバランスのとれたおいしいいちごとして、市場から高い評価をいただいています。4月から5月が「おとめ心」のおいしい季節。さまざまな品種のいちごが店頭を飾りますが、山形の「おとめ心」を見つけたら、ぜひご賞味ください。
[栽培地]山形県上山市・天童市 自社農園
[出荷時期]品種により異なります