山形県土面積は日本全国第9位、森林面積は県土面積の約69%を占めており、耕地面積は日本全国第11位で、豊かな自然環境に恵まれています。気候は、内陸地方は盆地的気候で、日変化が大きく乾燥の傾向にあります。また、本地方は全国でも有数の多雪地帯(山形市周辺の平野部を除く)であります。日本海に面した庄内地方は多雨・多照の海洋性気候で、冬季間は季節風が強くなります。豊かな自然と明確な四季の変化から、良質米の生産や落葉果樹を中心とした園芸、地域特性を活かした畜産など、特色ある多彩な農業が営まれています。夏の暑さと冬の寒さ。厳しい自然は時に過酷ですが一方で、全国一の生産量を誇るさくらんぼ、ラ・フランスはじめ西洋ナシを始めとする果物。米、畜産物など天然の恵みをたっぷりと与えてくれます。
肥沃な土壌と年間・昼夜の温度差稲作に最適な条件 山形のお米
山形は「はえぬき」や「つや姫」、「ひとめぼれ」、「コシヒカリ」、「あきたこまち」などおいしい米の産地です。特に、稲作に最も大切な時期、7月から9月にかけては晴天の日が多く、日中は気温が高く、夜間は涼しいという気温差の大きい気候です。さらに出穂期の気候もほぼ理想的な温度で推移するため、光合成が盛んになります。これらの条件が良質なお米の生育には最適な気象条件となっています。
古くから守り受け継いできた伝統野菜
スイカ、トマト、キュウリ、枝豆、食用菊など山形の特産物として親しまれています。県内には古くから守り受け継いできた伝統野菜の品種が150を越えるといわれ、山形の食の豊かさや食文化の奥深さを物語ります。そのなかでも「だだちゃ豆」は、独特の香りと、噛めば噛むほど増す味わいに、いまや全国一の枝豆の王様と評価される逸品です。
たっぷりの自然と人情が育む極上の味覚
牛、豚、鶏、卵、牛乳と畜産面でも様々な分野において生産が行われています。特に、牛肉では米沢牛、蔵王牛、尾花沢牛、手の子牛など山形ブランドの評価は年々高まっています。山形牛の歴史が広く知られるようになったのは明治維新の頃です。米沢興譲館で教師をしていた英国人のC・Hダラス氏が横浜に帰る際、米沢で飼育した牛を一頭持ち帰り、友人に振舞ったところ、味と質の良さに皆が驚嘆し、山形県の牛肉が全国に広まるきっかけとなりました。夏と冬の寒暖の差が肉牛の身を引き締め、きめの細かい肉目をつくります。さらに蔵王山麓の大自然の中、手間を惜しまず育てられた山形牛は、霜降りが十分に入り、とろけるような肉質となります。
豊かな栽培環境と徹底した品質管理
南は米沢市から北は新庄市まで、日本海側は酒田市、鶴岡市と全県から良質な果実が集まってきます。とりわけ、山形市を中心に南北40キロを占める村山盆地からは、いちご、さくらんぼ、ぶどう、プルーン、もも、すもも、スイカ、ラ・フランス、富士りんご等々多種多様な果物が、年間通じて順番に収穫できます。村山盆地は最高気温(40.8度)を記録した所ですが、夜の温度は急激に下がります。この寒暖差のおかげで、甘くおいしい果物が出来ます。成花ファームでは山形県内自社農園を中心に、契約農園と連携し、徹底した品質管理のもと高品質な果実を栽培しお届けしております。
[出荷時期]5月~7月
[出荷時期]8月~9月
[出荷時期]7月~10月
[出荷時期]11月~12月
[出荷時期]7月~8月
[出荷時期]10月~12月
[出荷時期]9月~10月
[出荷時期]10月~11月
[出荷時期]7月~9月
[出荷時期]品種により異なります